現代の人たちは冷え性が多いですね。

特に高齢者の方になると足の冷えが気になるという声は多いものです。

なぜ足の冷えは起こるのでしょうか?

筋力が足りないから?それとも栄養不足だから?それとも睡眠も関係してくるの?

原因は色々なことが考えられますが、足の冷え性を改善するための方法を今回の記事で紹介していきたいと思います。

手足の冷えはなぜ起こる?

2019 01 28 18h22 59 300x196 - 高齢者の足の冷え対策に効果的な食事や方法とは?

心臓からの距離が遠いため

手足だけが凍るように冷たい現象はなぜ起きるのでしょうか?

まず前提として手足は体の中でも特に冷えやすい部位である、と言えます。

これは全身の血液循環を考えるとわかりやすいです。

ポイントは心臓からの距離がどれだけ離れているか?

心臓は血液を全身に送り込むためのポンプ機能があり、酸素や二酸化炭素、栄養物、老廃物を循環させています。

心臓はポンプ機能と言って心拍動します。ドクッ、ドクッと回数を重ねる度に血液を送り込みますね。

つまり手足は心臓から最も遠い末端に位置するため、心拍動では行き届かないことが多く、血の巡りが悪くなり、手足だけが冷えることがあります。

また私たちの血管は末端にいけばいくほど血管そのものが細くなっていきます。これを毛細血管と言います。

細くなれば流れる血液量も減少していくのは仕方のないことではあります。

重力による影響がある

地球上にいる限り重力という力が働いています。

血液は、重力の影響で上から下には流れやすいのですが、下から上には流れにくくなります。

足先から心臓へ戻る血流は、重力に逆らわなければなりません。この場合ふくらはぎがポンプ機能として働きますが、ふくらはぎの筋肉が低下したり、硬くなると、上に送り出すことができなくなります。

よって一番下に位置する足、さらに末端部位である足先は、もともと血流が悪くなりやすく、冷えやすい部位であると言えるのです。

手先が冷える方も心臓からの距離が遠いことが原因ですが、足に比べるとまだマシなほうだと言えます。

生活習慣病が関連しているケースがある

血管そのものがもろくなっている場合、心臓のポンプ機能が充実していたとしてもうまく血流に乗せることができません。

例えば糖尿病・高血圧・高脂血症・喫煙習慣・ストレス・肥満があると、動脈硬化が進行しやすくなるので血液循環が悪くなるケースが多々あります。

今現在これらの疾患をお持ちの方はまずは根本的な原因を医療機関で処置しましょう。

また肥満であればダイエットをしたり、カラダに良い食事をするように心がけることが大切であると言えます。

生活習慣病は特に意識しておくことが重要だと言えるでしょう。

冷えを改善するためにできることは?

2019 01 28 19h27 21 300x195 - 高齢者の足の冷え対策に効果的な食事や方法とは?

体温以上の飲み物を飲む

人間の体温は平均すると約36度ちょっとです。

この体温を超える暖かい飲み物を飲むことでカラダが芯から温まるのです。

逆説ですが、朝にお水一杯を飲むことも効果があると言えるでしょう。

これは朝一番に胃にお水を入れることで、カラダが冷えたという判断をします。すると全身の体温を上げるための活動が行われるのです。

寝起きの一番だから。ここがポイントですのでご注意を。

38度~40度のぬるま湯に浸かる

半身浴と全身浴のどちらがいいのか?と聞かれることがあります。

心臓に負担をかけないのは半身浴ですが、肩が冷えてしまうことがあります。

そのため全身浴でもOK。

もし半身浴をされる方は肩にホットタオルなどを乗せておくといいでしょう。肩を冷やさないことはとても大切なことですからね。

運動をすること

皆さん有酸素運動はされているでしょうか?

約20分のウォーキングや、ストレッチ等は血流促進効果があり、全身の血液循環が改善されます。

冷え性だからこそ寒い時期は防寒対策をしっかり行い、外へと歩きにでかけましょう。

その際はなるべくゆとりのある格好がいいでしょう。ピタッとした衣類はカラダを締め付けてしまい血流が滞ることがあります。

陽性食品を食べる

体を温める「陽性食品」と体を冷やす「陰性食品」があるといわれています。

なるべくカラダを温める陽性食品を摂取するようにしましょう。

また冷え性がひどい人の中には夏でも冷えるケースがあります。夏は特に外気温が高いためカラダを冷やす食べ物を摂取しがち。

夏でも陽性食品を食べることを心がけましょう。

体を温める食品の例

野菜類→カブ、ニンジン、カボチャ、玉ネギ、山芋など、ゴボウ

肉・魚類→鶏肉、羊肉、鮭、鯖、エビ、ふぐ、赤身の肉

調味料・香辛料→味噌、黒ゴマ、ニンニク、コショウ、シナモンなど

豆類→小豆、黒豆、納豆など

体を冷やす食品の例

炭水化物→玄米、パン

野菜・果実類→キュウリ、レタス、トマト、バナナ、メロン、スイカ、パイナップルなど

飲料→麦茶、コーヒー、牛乳、豆乳など

調味料など→酢、植物油など

日本は四季に合わせた料理がありますが、特に冷え性の方は夏の食べ物に注意が必要です。

カラダを冷やす食べ物が推奨されるからこそ、夏にはカラダを温めるものを食べてみてください。

実際に熱い物を食べないさいと言っているわけではありませんので誤解のないようにしてくださいね。

これらの食品をしっかり覚えておきましょう。

ショウガはカラダを温める食品ではなかった

もう一つ言っておきましょう。

ショウガはカラダを温める食品として有名ですが実際にはカラダを温める効果はありません。

ショウガは腸管の粘膜の血流を増やすなど胃腸には非常にいいのですが、冷えが解消されるわけではありません。

しかしショウガを蒸して干した乾姜はカラダを温める作用があります。

乾姜を入れたお茶や紅茶などであれば効果はあるでしょう。

生の状態から乾燥させたものをショウガと呼び、蒸して干したものを乾姜と言いますので覚えておいてくださいね。

まとめ

高齢者の足の冷え対策には日常の生活習慣の見直しが大切であることがわかりました。

日頃から食べるもの、運動、睡眠には気を付けていきましょう。

冷え対策として毎日のちょっとした取り組みさえ続けることで改善はされてきます。

家族にも情報共有しながら協力してもらうなり工夫していきましょう。

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