高齢者の方で歩けるようになるためにリハビリや工夫をしている人は多くいらっしゃると思います。

今現在、歩くことが難しい方、リハビリやトレーニングをしてもなかなか歩けるようにならない。

皆さんは普段からどんなことを意識して鍛えているでしょうか?

実は足の裏を鍛えることで歩けるカラダを手に入れることはできるのです。生涯現役でいたい、自分の足で歩きたいと願う。その願いを叶える秘訣は足の裏にあるのです。

歩けるようになるには下半身の筋肉と思われがちです。確かに下半身の筋肉も大切です。歩くという行為は総合的に筋肉を動かすことで構成されています。

カラダの中の一番下にある土台に位置する足の裏の秘密をみていきましょう。

足の裏を刺激すると得られる効果とは?

2018 11 08 10h41 39 300x240 - 歩けるようになるためには足の裏のトレーニングが効果的?それでは早速足の裏を刺激すると得られる効果からみていきましょう。

普段は何の意識もない足の裏ですがカラダの中の様々な部分に関連してくるものです。よく理解しておきましょう。

カラダ全体の筋肉が動く

試しにふくらはぎを触りながら足の裏を動かしてみてください。

どうでしょう。ふくらはぎの筋肉が動いているのがわかりますよね。これは足の裏とふくらはぎ、裏もも、前もも、お尻、背中、肩まで全ての筋肉が繋がっているのがわかります。

実際に感覚としては足の裏のその近辺にあるふくらはぎ、すねの筋肉しか感じることはできませんが、筋肉の細胞レベルでは全て繋がっているのです。

これは筋膜という筋肉を覆う薄い膜があることで繋がっているのです。

足の裏はカラダの底辺にある筋肉。足底筋と呼ばれる筋肉が支配しているのです。私たちのカラダを毎日支えていられるのも足の裏があるからにすぎません。

歩くときにギュッギュッと大地を踏みしめるのは足の裏ですから重要な筋肉であると言えます。

歩くことは全身運動ですからしっかり動かしましょう。

脳の活性化

足の裏を刺激していくと脳の活性化に繋がります。

これはカラダ全体にも言えることですが、足の裏を動かす指令を出しているのは脳ですよね。例えば足の指を動かしてみよう、もっと指を開いてみよう、横に動かす、前後に動かすという意識も全て脳が支配しているのです。

これを繰り返していくと五感が活性化し、耳が聞こえやすくなったり、目が見えやすくなることがあります。皆さんは脳を毎日積極的に使っていますか?

脳とカラダは全て繋がっているため大切なことです。

内臓の活性化

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足の裏を刺激すると反射区が刺激され内臓が活性化すると言われています。

東洋医学や欧米の研究でも内臓と足の裏は関係していることがわかっています。この画像をみるとわかりますがありとあらゆるカラダの臓器が反射区によって刺激を受けることがわかっています。

これを読まれている皆さんはどこかカラダの異常はありますか?もし該当する部分があればギューッと押してみましょう。1回あたり5秒押します。これを3回~5回繰り返していきましょうね。

冷え性の改善

足の裏を刺激すると冷え性の改善になります。

いつもカラダは温かいのに手足が冷えている方は多いのではないでしょうか?冷え性の主な原因は自律神経が関連しているのです。この自律神経は交感神経と副交感神経の2つから構成されています。

特にカラダを緊張状態にする交感神経が優位な状態が続くことで心拍出量や呼吸数が増加。カラダはオンモードになります。すると熱の産生も活発化するとともに冷えやすくなるのです。

足の裏を刺激することで自律神経のバランスを整えることができるため高齢者の方に多い冷え性も改善できてしまうということですね。

歩けるようになる

足の裏を刺激すると歩けるようになります。

足の裏は筋肉で構成されながらも前述したように脳とも関連が深く、内臓の活性化ができるようになります。

歩くという行為は非常に複合的な要素が絡んでいるため、逆に言えば歩けるようになると複合的にカラダが好調な状態になります。

またよく歩ける人の足の裏は非常に柔らかくて力強い。バレリーナやバレエを続けている人が元気に歩けるのは、バレエでは常につま先立ち姿勢が基本だからです。

つま先立ちは足の裏に体重がかかりそれに耐えるための筋肉が構成されます。更に柔軟な動きをするために強靭で柔軟性の高い筋肉が出来上がるのです。

そして自由自在に足の裏を動かすことができるため歩くことができるようになるということですね。

歩ける人の足ポイントは?

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①足の指が独立している

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歩ける人の足の特徴として足の指1本1本が独立していることが言えます。

まず自分の足を真上からみてみましょう。指がくっついていませんか?くっついている人はバランスが保つことが難しく、かつ転倒したり、腰痛になったりする可能性があるのです。

今は足の指がくっついていても大丈夫!しっかり刺激することで足の指は徐々に開いてくるようになりますのでね。

人間はいつでも再生できるのです。ここが人間本来の持つべき生命力であり人体の不思議でもあるのです。

②指全体に筋肉が発達している

指全体に筋肉が発達している人は歩ける足を持っています。

指の付け根から指全体に筋肉が発達していることは地面をキャッチする力があるということ。例えば足の裏だけで靴下をキャッチすることができるでしょうか?

これも指の筋肉が発達しているからこそできるものなのです。

③土踏まずがある

足の指をしっかり使えていると自然と土踏まずが形成されます。

土踏まずは自然なアーチを描きますがこのアーチがない人はかかとからの着地が難しくなります。そして蹴りだしの際につま先の力を使うことができなくなります。

結果的に足の裏全体で着地することになり膝関節や股関節への負担が増大します。結果的に膝痛や腰痛を発症することがあるのです。

土踏まずがしっかりある人は歩ける人の特徴。偏平足の方は要注意ですよ。でもこれも刺激を重ねてやっていくと改善されてくるのです。

④かかとがしっかりしている

かかとがしっかりしている人は着地が安定します。

先ほどの土踏まずがあるかないかの話にも関連してきますが、かかとに安定性があるかないかは非常に重要な問題となるのです。

試しにつま先を上げて立つことはできますか?そのまま10秒キープしてみましょう。

いかがでしょうか?かかとがしっかりしている人はずっと安定的に姿勢をキープすることができます。

かかとが不安定な方はバランスを崩してしまいます。この違いが歩けるか歩けないかの違いとも言えるのです。

歩けるようになるための足の裏チェック

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まず最初に歩けるようになるための足の裏チェックを行います。

現状を正しく認識したうえで改善に取り組むことがとても大切なことになりますからね。

それではいってみましょう!

①自分の足の裏をみる

まずは足の裏をチェックしてみましょう。

土踏まずはありますか?タコや魚の目はないですか?またしっとり保湿されていますか?ひび割れはしていないですか?指は離れていますか?

まずは目でチェックしましょう。もしこれらのことがある方は早急に解決できるよう取り組みましょうね。

②手で触る

指は1本1本しっかりしていますか?足の裏全体が冷たくなっていないですか?そして大切なのは感覚があるかどうかです?触ってみてしっかり触られている感覚を感じますか?

試しに足の裏を押してみましょう。どうでしょう?次に足の裏全体をくすぐってみましょう。どうでしょう?感覚はあるでしょうか?この時に感覚がない方は足の裏が機能していないことにもなるので後に紹介するトレーニングで目覚めさせましょう。

③手でたたく

手でたたくのもまた感覚を確かめる一つの方法です。

たたくとは痛覚を刺激することにもなるので脳への神経反射を確かめる判断材料でもあるのです。

④指の間を開く

指の間を開くことも重要です。指が1本1本独立しているということはそれだけ踏ん張る力があるということです。

普段から指を使えていない人は、指の筋肉が固まっていることもありますので積極的に動かしていきましょうね。

指を動かし足底筋膜全体をほぐしていきましょう。

⑤足の裏を左右にねじる

足の裏を左右にねじってみてください。どうでしょう?ぐにゃーっと足の裏全体がねじれるでしょうか?

皮膚が硬くなっている方は難しく感じるかもしれません。でもそれで良いのです。今は現状をチェックしている段階ですからね。トレーニングをすればもとの柔らかい足を作ることはできるのです。

⑥どの指を触られているかチェック

試しにご家族に協力してもらいながらどの指を触られているかチェックしてみましょう。

やり方

1 靴下を脱ぎ裸足になります

2 目をつむり家族、友人にどこかの指を触ってもらいます

3 自分でどの指かわかったら答えて目を開けてみましょう

4 触られている指と答えた指が合致していれば正解です

このチェックは誰でも簡単にできるチェックですからすぐに実践してみてください。ここで感覚がある方は良いです。ない方はこれからトレーニングを積んでいきましょう。

歩けるようになるための足の裏トレーニング

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①足首を回す

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まずは足首をぶらぶら動かしてみましょう。

普段の生活の中で足首を左右にぶらぶらふることはほとんどありません。どんどん動かして脳と足の裏の神経を繋げていきましょう。

やり方

1 両足を伸ばして寝ましょう

2 カラダを真っすぐに保ちます

3 両足首を同時にぶらぶら振ってみましょう

4 20回を目安にぶらぶらさせます

5 それが終わったら自力で足首を回してみましょう

6 ゆっくり時計回りに5回、半時計回りに5回繰り返します

足の指でグー・チョキ・パー

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続いて足の指を使ってグーチョキ―パーの運動を取り入れていきましょう。

このグーチョキパーができるようになると格段に足の裏の筋肉が発達した証拠と言えます。このグーチョキパーは足の裏の筋肉の柔軟性+筋力がないとできない動きです。

足の裏の最終系のトレーニングといってもいいでしょう。

このグーチョキパーを1日5回を目標に繰り返し続けていきましょう。できる方は10回でも20回でもチャレンジしてくださいね。

足の裏でタオルを引き寄せる

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足の裏を使ってタオルを引き寄せるトレーニングも効果的です。

このトレーニングでは足の指の筋肉がしっかり使われるため発達し脚力や地面をつかむ力も向上します。よくつまずく原因の一つに蹴りだしがうまくできないことが挙げられますが、このトレーニングを習慣にするとそれがなくなります。

結果的にスムーズな足運びができるようになるのです。

やり方の紹介

1 椅子に座ります

2 タオルを床に広げておきましょう

3 足の裏でタオルをつかみくしゃくしゃを自分のほうへたぐり寄せます

4 できる方はそのままタオルを持ち上げてみましょう

5 片足5回を目標に繰り返しましょう

足と手で握手

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足の指に力がついたかどうかを確認する方法として手と握手するのがいいでしょう。

親指は力が入りやすいけど薬指は力が入らないことなどもありますよね。するとどの指が動きやすくて、どの指が動きにくいのかがわかるようになります。

普段座っている時や、テレビをみている時で構いません。手と足で握手をしてみましょう。

やり方の紹介

1 右足を左の太ももの上に乗せます(乗せれない方は床で行いましょう)

2 手の指と足の指を交互に絡ませます

3 付け根までしっかり入れましょう

4 そして互いに力を入れましょう

5 ギューッと5秒間握り合います

6 3回繰り返したら反対側の足も同様に行いましょう

もし指に痛みを感じることがある場合は筋肉が弱くなっている可能性が高いと言えます。

そのときは適度な力を入れてリハビリを兼ねてやりましょう。

編集長のつぶやき

いかがでしたでしょうか?

今回は歩けるようになるために大切な足の裏のトレーニングを紹介しました。

事実私の周りのお客様も今現在トレーニングに励んでいます。やっぱり歩けなくなって行動範囲が狭くなり

本当に人生がつまらなくなったとおっしゃっています。旅行に行くこともできない、友人と近場でお茶することもできない、買い物にいっても荷物を持つことができない。

本当に歩けなくなることは健康でいることを妨げてしまうのです。実際に回復して歩けるようになった人も何人もみてきました。本当にすごいなと感心します。

歩けるようになった方は毎日のように足の裏を触って刺激を入れていたそうです。

やっぱり毎日コツコツ続けることが回復への第一歩なのですね。

皆さんも希望を忘れずに頑張りましょう!


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