高齢者に多い認知症。

認知症は一度発症すると完治する薬がまだみつかっていない病気です。

 

近年では認知症患者が急増していて家族の中にも親の認知症看病のために介護離職をしたりと経済的な問題も数多くあります。

そのような中で認知症予防に努めることや、身体を動かすこと自体が認知症予防に効果のあるといった情報もでてきました。

今回は中でも認知症予防に効果のある体操をいくつかご紹介したいと思います。

認知症予防をするには海馬、脳を活性化させること

343210 242x300 - 座ってできる高齢者の認知症予防に効果的な体操とは?海馬とは

海馬は脳の記憶を司る部分ですね。画像を見るとわかるように記憶の本棚、記憶の整理とかかれていますがまさにその通りです。この海馬と認知症には深い関係があります。

海馬は加齢ともに萎縮していく傾向がありそこから物忘れや、ボケが進行してくるとも言われています。海馬は脳内の一部ですが、同時に前頭前野とも深い関係があることがわかります。

 

前頭前野は海馬に記憶を引き出すよう命令をし、それを受けた海馬がしまっておいた記憶棚から再度前頭前野に送るという流れで記憶が生まれます。

つまりこの流れは海馬だけではなく脳内全体の活性化を必要としていることがわかりますね!

海馬は運動やトレーニングによって萎縮を食い止めることができるともいわれ、認知症予防として重要視されています。

手指の動きと脳の活性化

実は手を動かすと感覚野と運動野の神経細胞が広く刺激されることがわかっています。そして5本の指と手のひらを合わた合掌のようなポーズでは感覚野では人体の約4分の1、運動野では人体の約3分の1を支配していることがカナダの研究でわかりました。

指を曲げることが大切

指を曲げることは日常生活の中で非常に重要なことですよね。箸を持つ、コップを持つ、ドアノブを持つ、荷物を持つ、文字を書くなど様々な場面で使われます。

中でも特に重要な役割をしているのが親指だということもわかりました。
親指がないと物をつかむにも安定感はありませんよね。それくらい親指に注目すると大切なことがわかります。

 

しかし他の指も連動することで一連の動作ができることを考えると全ての指を積極的に動かしていくことも重要と言えるでしょう。また、ある実験では指を動かすことで脳の感覚野や運動野、意欲の源とされる前頭葉の血流がアップすることがわかりました。

これらの血流がアップするというのは、海馬の神経細胞を増やすのにも役立ち、脳内血流量も増えることから予防の可能性があることがわかります。

 

座ってできる認知症予防体操

まず初めに動画をみていきましょう!

hqdefault - 座ってできる高齢者の認知症予防に効果的な体操とは?

指体操

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指体操をしていきましょう。

1 親指と人差し指を合わせます

2 親指と薬指を合わせます

3 親指と小指を合わせます

4 親指と中指を合わせます

5 片手が終わったら交代

順番に最初はゆっくりでも構いません。徐々にスピードを上げていきましょう!

最終的には両手でやっていくとより脳の活性化に繋がります!

なれないうちは大変ですがどんどん習得してくる感覚があると思いますよ。

足指体操

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足の指でグー、チョキ、パーを繰り返す方法です。

足の指は手とは違い、動かす機会があまりないと思います。しかし足の指を自由自在に動かすことができれば転倒予防や脳の活性化に確実に繋がります。

 

特に指が動かせない方は歩行時に地面をつかむ感覚が失われます。するとペタペタ歩く感覚になり腰痛、転倒に繋がるのです。

このグーチョキパー体操は10回を目安に取り組んでいきましょう!

体幹体操

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体幹体操は指とは違いますがやるべき方法ですね!

海馬と指の関係は述べた通りですが、運動というテーマで考えた時に海馬を発達させるには大きな筋肉を動かすことも重要とされています。

この上半身全体を動かしていく体操をすることで凝り固まった筋肉がほぐれていきます。

 

1 両手を頭の後ろで組みます

2 胸を張った状態で斜め上方をみるように交互に動かしていきます

3 続いて顎を下に向けたまま交互に動かしていきます

4 しっかりお腹をひねるような動作を意識していきましょう

5 左右にそれぞれ10回ずつ繰り返してきましょう

足指回し

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最後に紹介するのは足首ならぬ足指回しです。

足の指を動かすことがなかなか難しいと感じる方もいらっしゃると思います。

そういった場合は足の指を自ら回して刺激をいれていきましょう!

 

1 手のひらをパーにして足の指の間に入れます

2 しっかりと握ります

3 まず足の指を反らします

4 次に足の指を折り曲げます

5 10回繰り返したら反対側も同様に行いましょう

まとめ

いかがでしたか?

認知症予防には脳を活性化させることが大切でしたね!海馬は記憶を司る器官です。

指と脳の関係が深くつながっていることもわかったと思います。頭で理解したら次は早速実践していきましょう!

 

認知症は発症してからでは対策が未だみつかっていない病気です。

これから数年、もしくは数十年したら見つかるのかもしれませんが、自分で予防できるうちから取り組むことが先決ですよね。

是非今回の簡単な体操にトライしてみてください。自分の健康は自分で築いていきましょう!

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